少しずつ

先日、前夫から戻ってきたクレジットカード。
名義変更後の新しいカードが、今日送られてきました。

昨夜急遽エントリーした仕事の派遣元からも電話があり、
業務内容を聞いて少し迷いましたが、
取り敢えず応募する旨を伝えました。
こちらは来週末頃に合否が決定するので、
昨日応募した会社に決まれば辞退、ということになります。

彼からの最後の手紙が届いて今日で10日。
ほんの少しですが『彼はもうここにいない』ということを
心が受け入れ始めています。
思い出すとまだ涙が止まらないこともありますが、
もう二度と会うことのない人なのだから、と。
最後に会ってからは、あと3日でもう1ヶ月経ちます。
彼は毎日どんな思いで過ごしているのか…。

今、夏の演奏会に向けて練習している曲は、
現在もカトリック教会で実際に行われているミサの
進行順に作曲されたものです。
1時間20分ほどの間、殆ど合唱団が歌いっ放しという大曲。
その中の、最終曲「平和の讃歌」に、
日本語でこのような意味の言葉があります。

『我らを憐れみたまえ/我らに平安を与えたまえ』

この『我ら』を『彼』に置き換え、彼の元に届くように歌いたい。
神にそう祈るしか、今の私には出来ないから。
そう思って練習しています。

背負い切れないほどの深い悲しみの中にいる彼に、
いつか、少しでも、心の平安が訪れますように。

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by fujimal_love | 2012-03-22 19:22 | ひとりごと

阪神淡路大震災1.17のつどい

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昨日、神戸市中央区の東遊園地へ震災の追悼に行きました。

点灯開始は17:00。
今年は東日本大震災の犠牲者の方々への追悼も行われ、
1.17そして3.11の形に並べられた竹灯篭に火を灯し、
17年前、殉職した先輩を偲び、手をあわせてきました。

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記者さんにインタビューを求められ、
躊躇う私の横で、母は記者さんの質問に答えていました。
昨年、宮城県在住の叔母(母の妹)が被災したこともあり、
今年は母にとって特別な想いがあるようです。


そのあと、献金と記帳をし、白い菊の花を受け取って
献花スペースへ。

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この建物の足元に水を張った囲いがあり、
その中へ菊の花を献花しました。



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たくさんの竹灯篭の火を見て思ったこと。

私たちは、奇跡の上に奇跡が重なって、今、ここにいる。
災害に遭いながらも生き永らえ、かけがえのない家族や友人、知人と
こうして生きている。

これは 奇跡以外の何ものでもない ということ。

生かされていることへの感謝を忘れることなく過ごしていきたいと
改めて感じました。

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※灯火用の蝋燭で火をつけていきますが、衣服に燃え移るのを防ぐため、
  向こう側の背の高い竹灯篭から手前の竹灯篭へと灯火していくようにします。
  来年まで覚えておかなきゃ(^^ゞ
 
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by fujimal_love | 2012-01-18 16:38 | 地元のこと

今“歌う”ことの意味

  
先日書いた 弱い自分 という日記。

数日前たまたま覗いたYahoo!知恵袋に、
私と全く同じ状態の人からの
『暗い気持ちを何とか和らげたい』
という相談があるのを見つけました。

  離れていた故郷で家族や友人知人が被災。
  被災地や、そこで避難生活を強いられている人々の
  状況を目に耳にして
  気持ちが落ち込んでしまう。
  そんな自分を何とかしたい、と思っても、
  どうしていいかわからない。

私も数日前までそうでした。
そのような状態に陥ることを“サバイバーギルティー”
(助かった者が 罪悪感や無力感を感じる事)
というのだそうです。

相談に対し、回答者の皆さんからはあたたかい言葉が
贈られています。

  相談者さんと同じ気持ちになる人はたくさんいる。
  申し訳ない、なんていう気持ちは持たなくていい。
  でも、そういう気持ちになった自分を責めることはない。
  泣きたい時は泣いていい。
  そんな思いまでしたのだから。
  生かされた自分に今、出来ることをすればいい。
  そして、笑顔と元気を取り戻そう。
  それこそが復興の力になる。

私も相談者の方と同じ気持ちで読んでいるうちに、
少しずつ心の緊張がほぐれていくような気がしました。

特に具体的な対処法のなかで目立ったのが、
“好きな歌を聴く・歌う”

自分が長年携わってきた“合唱”は、人の心、そして
自分自身の心までも癒すパワーがあるのだ、という
とても大切なことに気づかされました。
震災前の気持ちに戻るには少し時間がかかりそうですが、
自分が歌うことで誰かが元気になるなら、
やっぱり私には歌しかない。

そのために、少しだけ 救国の散財 をしようと決め、
あまり物欲はない方ですが、以前から欲しかったDVDを
少しずつ集め始めました。
それを観ると自然に笑顔になり、
時には声を上げて笑う自分がいます。

自分が元気を取り戻すための散財。
その元気を歌声に変えて、今度は聴いて下さる皆さんに
届けられるようになりたいと思います。

夏の演奏会で演奏する曲は鎮魂を意味する「レクイエム」
このたびの震災で亡くなられた方、そして被災者の方へ
かつての被災地から祈りをこめて歌いたいと思います。
演奏会の詳細が決定次第、
合唱団HP
にアップされる予定です。

お近くでクラシックにご興味のある方、ぜひご来聴下さい。
そして、一緒に被災地への祈りを届けて下さい。
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by fujimal_love | 2011-03-26 11:10 | 災害