尽きない悩み

昨日、彼と会った時のこと。
私の仕事の愚痴を聞いてくれたのですが、彼も、滅多に言わない悩みを打ちあけてくれました。
話の流れで
『生きていると悩みは尽きないのだということを、この年になって実感した』
なんて彼が言い出したんです。
結婚してたらしてたで家庭の悩みはあるし、
離婚したらしたでその悩みからは解放されたけれど、
別の悩みが出てきた、と。
それを聞いて
「それは私が原因かな?」
と冗談めかして言ったのですが
『うん(笑)』
なんて返ってくるかと思っていたら
『違う』
というので、
どんな悩みか聞いてみました。
そうしたら
『俺、家を出たいねん』
と、苦しそうに言うのです。
『年老いた母親を置いては出られない。
 でも、家にいるとしんどくてしょうがない。
 今の状況では制約が多すぎて仕事がない。
 でも外へ出て何か仕事をしたい』
そう絞るように言う彼をみて、私も苦しくなりました。
負のスパイラル、というのはこういうことなのでしょうか。
なかなか悩みなど言わない彼が、私に悩みを打ちあけてくれたのは
とても嬉しいことでしたが、
私にはしてあげられることがありません。
彼もそれをわかっているから言えなかったのだと思います。
彼が一人っ子、あるいは女のきょうだいがいないなら、
私に何か相談をしてくれていたかも知れませんが、
彼にはお姉さんがいますし、お母さんもお姉さんも私の存在を知らないので、
私が彼のご家族のことについて介入するワケにはいかない状況。
彼のちょっと辛そうな顔が頭から離れず、今朝になって
「お姉さんに相談してみた方がいいと思う」
とメールしました。
もちろん、もうとっくに相談しているかも知れないので、
お節介を承知で、という一文を入れて。
余計なお世話なら忘れて、とも書きました。
返事はないけれど、私の気持ちは伝わったかなと思います。
私が心配なのは、彼が介護鬱にならないか、ということ。
最近、高齢の親を介護する独身男性の苦悩を新聞記事等でよく目にしますが、
彼の性格として、誰にも相談せず一人で抱えているのではないか、と思うと、
メールをせずにいられませんでした。
私も両親と同居しているので、近い将来、彼と同じ状況になることを想像すると、
決してヒトゴトではないんですよね。

お姉さんでもそれ以外でもいいから、誰かに話をして、
いますぐ解決は無理でも、少しでも彼の気持ちが楽になれば、と思います。

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by fujimal_love | 2016-09-19 19:50 | *大切な人とのこと* | Comments(0)