It's all right.

素直になれたら

先日の、日帰りバスツアーでのことです。

昼食場所でバスを降り、食事を済ませて天龍寺の庭園を抜け、竹林へ。
マイナスイオンを浴びながら彼とそぞろ歩きを楽しんでいた時、
『前を見てごらん、ビックリするようなことがあるよ(^^)』
という彼の声に促され、凝らした視線の先に見えたのは、
和装の花嫁さんと花婿さん。
カメラマンの他に、レフ板やライトを持つスタッフさん達に囲まれ、
ロケーションフォトを撮影している様子でした。
観光客の視線に少し照れながらも幸せオーラに包まれているカップル。
竹林の緑に白無垢と綿帽子の花嫁衣裳が映えて、
眩しく輝く花嫁さんに暫し目を奪われていると、
彼から冗談めかしたような意外な言葉が。
『今度は和装でどう?』
彼の口からそんな言葉が飛び出すとは思わず、一瞬固まってしまい
やっと出たのは
「いえいえ、恥ずかしいからもう結構(^_^;)」
という照れ隠しのセリフのみ。
その話を3人の友人にしたところ、3人から同じことを言われました。
『どうして?「白無垢着たい」って言えばよかったのに』
私は自信のなさと過去のトラウマから、
彼との間では結婚の話は極力避けてきましたし、
彼も一切そういう話はしませんでした。

私には大きなトラウマとなっている過去が2つあります。
1つ目は最初の結婚生活でのこと。
元夫は後縦靭帯骨化症という原因不明の疾患(難病)に侵され、
重い障害(障害度2級)を負うことに。
元々糖尿病があり、鬱も抱えていましたが、
さらに狭心症などの大病を患ったことで私が介護鬱で倒れ、
双方の家族と相談の結果、お互いのために離婚を選びました。
義家族は私を責めることなく感謝の意を表してくれたものの、
私の両親の反対を押し切って結婚し、添い遂げようと踏ん張ってきたのに、
結局それは達成出来ず、敗北感と元夫への申し訳なさで一杯でした。
幸せな結婚生活のはずが、次々に病魔に襲われ、
ようやく這い上がろうとすると次の病魔が控えていて、
再び奈落の底に突き落とされる。
最初の結婚はそんなことの繰り返しでした。

そして2つ目のトラウマは3年前、婚約者が突然、姿を消したこと(過去日記)。
交際1年を目前に、両親や弟たちに紹介を済ませた直後のことです。
幸せになれると思った矢先、またしても奈落の底へ・・・。

2つのトラウマによって、私の中で“成功不安”が大きくなっています。
今まさに、彼とうまくいきそうになっている、そのことが怖くて、
彼の言葉に素直に喜べなかった。
友人曰く、彼も貴女と同じように、ずっと一緒にいたいと思っている。
でも彼の方も貴女の気持ちをまだ探っているのでは、と。
だから私が喜びそうなシーンに遭遇して、和装はどう?と言ってみたが、
私の反応があまりよくなかったことで、彼もガッカリしたかも知れないよ、と。
それは自分でもよくわかっていました。
なんで素直に喜べなかったんだろう。
白無垢着てみたい、とか言ってはしゃいでみせたら、彼だって喜んだだろうに、
どうしてそれが出来なかったんだろう。
・・・怖いからです。
上手くいきかけると、また奈落の底へ突き落されるんじゃないか、って。

だけど、本当は素直になりたい。
白無垢に綿帽子、は無理でも、彼と生きていきたい。
彼も私がそう望んでいることは知っている。
知っていて、彼自身もそれを望んでいるから、
だから私を喜ばせようとあんな言葉が出たんだよね。
それは、今まで彼の口から聞いたことがなかったような言葉。
二人の未来を一緒に選ぼう、という、彼の提案に違いない。
私は勝手に、
「ようやく離婚して自由を手に入れた彼にとって、自分は重荷かも」
という不安に陥ってた。
でも、それは全部取り越し苦労。
今回、思いがけず花嫁さんと出くわしたことで、
彼が私と同じ方向を見ているのだということがわかって、
ようやく自分の気持ちに少し自信が持てた気がする。

過去のトラウマとなった出来事も、彼との今を手に入れるために起きた
“必然”だったのかも知れない。

今度、彼の口から私を喜ばせる言葉が飛び出したら・・・
そしたら、今度こそ、素直になろう。
もう、大丈夫、怖がらなくていい。
そう自分に言い聞かせよう。

素直になれたら、その先には幸せがある。
きっと。
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by fujimal_love | 2015-06-21 14:43 | *今彼とのこと* | Comments(3)
Commented at 2015-06-25 17:52
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2015-06-25 17:55
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2015-06-25 20:58
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
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