踏ん切り

人は、何かをきっかけに、本当に変われるんですね。

先日、私が入れ違いに差し出した手紙。
結局彼に渡ることなく、昨日、手元に戻ってきました。
ところが、それを見ても、さほど残念に思わなかったんです。
これは自分でも意外でした。
それまでは、届いてくれれば、と思っていたのに、
戻った手紙を見て、本当に届かなくてよかった、と。
どうあっても諦めなきゃいけない人なら、
お互いの心に未練を残さないためには
これでよかったんだって、今は素直にそう思えます。

現実問題として、来週には就活を再開させたかったし、
早く涙を止めないと始められないんですよね。
でも自分で決めた別れではない分、なかなか断ち切るきっかけがない。
このままこうしていても、どんどん自分が病んでしまいそうで
正直怖かったんです。
手紙を取り戻そうとしたのは、カンペキに自分の意思だから、
すごく納得出来た、まさにそんな感じです。

自分が出した手紙が戻ったことで、
自らの気持ちに踏ん切りをつけることが出来、
手紙を書いたことは決して無駄ではなかった、と
そんなふうに思います。

手紙をゴミ箱に入れたら、スーッと吹っきれた気がして、
さぁ、履歴書書かなきゃ、と思った時、
求人サイトから仕事の紹介メールが。
開いてみると、希望条件に対するマッチ度92%。
これはぼんやりしていてはいけない、と思い、
ダメ元で早速エントリー。
派遣なので、派遣元からの連絡待ちです。
万が一うまくいけば、下旬には仕事が始められますが、
一社目なので、就活の足慣らしのつもりで行ってみます。

突然「彼」という大きな支えを失った悲しみは残るけれど、
もう悔しいとか怒りとか恨みとか、そういうマイナスの想いは薄れ、
代わりに、これまで愛してくれたことへの感謝の気持ちが
湧いて来ました。
10ヶ月という交際期間は長くはなかったけれど、
電話で話すたび、そして会うたび楽しくて、
笑いが絶えなかった。
どちらかと言えば奥手で無口だった私が、
彼の前ではお喋りになった。
彼と話すのが楽しかった。
会って言えるものならお礼が言いたいけれど、
でも、きっと、これでいいのです。

そしてもう一つ、私が起こしたアクション。
恋の傷は恋で治すしかない。
そう思った私。
数年前にお世話になった、結婚情報センターの
担当カウンセラーさんの顔が急に浮かび、
無性に会いたくなって、思い切って電話をしました。
もし彼女がいなくても、再度お世話になろう、と。
そうしたら、折り返し連絡を下さいました。
私のことを覚えていて下さったのが嬉しかった。
カウンセラーさんの明るい声に、
元気を貰いました。
来週にも入会手続きに入るため、
今日、住民票や独身証明書を取りに行ってきます。

半月の間、完全に止まっていた時間が動き出しました。
自分でも思ったより早く立ち直れそうです。
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by fujimal_love | 2012-03-16 09:35 | 回想録