今“歌う”ことの意味

  
先日書いた 弱い自分 という日記。

数日前たまたま覗いたYahoo!知恵袋に、
私と全く同じ状態の人からの
『暗い気持ちを何とか和らげたい』
という相談があるのを見つけました。

  離れていた故郷で家族や友人知人が被災。
  被災地や、そこで避難生活を強いられている人々の
  状況を目に耳にして
  気持ちが落ち込んでしまう。
  そんな自分を何とかしたい、と思っても、
  どうしていいかわからない。

私も数日前までそうでした。
そのような状態に陥ることを“サバイバーギルティー”
(助かった者が 罪悪感や無力感を感じる事)
というのだそうです。

相談に対し、回答者の皆さんからはあたたかい言葉が
贈られています。

  相談者さんと同じ気持ちになる人はたくさんいる。
  申し訳ない、なんていう気持ちは持たなくていい。
  でも、そういう気持ちになった自分を責めることはない。
  泣きたい時は泣いていい。
  そんな思いまでしたのだから。
  生かされた自分に今、出来ることをすればいい。
  そして、笑顔と元気を取り戻そう。
  それこそが復興の力になる。

私も相談者の方と同じ気持ちで読んでいるうちに、
少しずつ心の緊張がほぐれていくような気がしました。

特に具体的な対処法のなかで目立ったのが、
“好きな歌を聴く・歌う”

自分が長年携わってきた“合唱”は、人の心、そして
自分自身の心までも癒すパワーがあるのだ、という
とても大切なことに気づかされました。
震災前の気持ちに戻るには少し時間がかかりそうですが、
自分が歌うことで誰かが元気になるなら、
やっぱり私には歌しかない。

そのために、少しだけ 救国の散財 をしようと決め、
あまり物欲はない方ですが、以前から欲しかったDVDを
少しずつ集め始めました。
それを観ると自然に笑顔になり、
時には声を上げて笑う自分がいます。

自分が元気を取り戻すための散財。
その元気を歌声に変えて、今度は聴いて下さる皆さんに
届けられるようになりたいと思います。

夏の演奏会で演奏する曲は鎮魂を意味する「レクイエム」
このたびの震災で亡くなられた方、そして被災者の方へ
かつての被災地から祈りをこめて歌いたいと思います。
演奏会の詳細が決定次第、
合唱団HP
にアップされる予定です。

お近くでクラシックにご興味のある方、ぜひご来聴下さい。
そして、一緒に被災地への祈りを届けて下さい。
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by fujimal_love | 2011-03-26 11:10 | 災害